自民党暴走の危険性【おやじのつぶやき】

自民党の勝利で幕を閉じた参院選でしたが
ほとんどの有権者が「他党よりはマシ」と自民に入れた
消極的支持と言えよう。

実際、今後の自民党は課題が山積みだ。

まずは消費税増税。
麻生財務相は消費税増税にかなり
積極的になっているようであるが

金融緩和と公共事業による財政出動で
デフレ脱却への道を前進しているように見える日本ですが
実際は、物価も、企業業績も、給与も、上昇しているわけではない!
一部の大企業だけが優先的に得をしているだけなのだ!
ここで消費税を上げればどうなるか?
みなさんもお解りであろうと思いますが
おそらく物を買う意欲が低下、自然と需要も低下する
それにより供給過剰となり、またデフレに逆戻りである。

TPP問題も課題だらけである。
北海道には大きく関わる米をはじめとする農産物や
国民皆保険にも影響が及ぶ、さらに
ISD条項など国の主権を損なうような条項も含まれている。
国境の垣根を低くし、物も金も人をも自由に行き来させようという発想で、
日本がグローバリズムの大波にのみ込まれてしまうことになるだろう。
日本にとって、メリットよりデメリットの方が遥かに大きい。

さらには原発問題だ!

もう一度大きな地震が福島第一原発を襲ったらどうなると思います?
間違いなく日本は破滅します。
にも関わらず原発再稼働に前向きな姿勢をとる政府と原子力ムラの面々。
こんな暴走を止めないでどうするのか?

そしてさらに恐ろしい憲法改正問題!

私は国民の皆さんに問いたい!
特に自民党に投票した国民の皆さんに問いたいのです!
本当にこれでいいのですか?
一党独裁の危険性をあれほど訴えてきた私だが
結局その危険な状況に陥ってしまったのだ。

国会議員削減といった自らの身を削る方針は
どこへ行ってしまったのか?

この現状をみなさん良く考えてください。
日本の国と私たちの生活を危険な方向に向かわせていく危機感を
私は強く感じるのです。



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