有耶無耶政治の行く末【おやじのつぶやき】
6月15日の朝、注目されていた共謀罪であるが徹夜の末、成立された。
やはりか、といった結果だ。国民への理解よりも会期内を優先するという
もはや国民を置き去りにした国会運営である。
議論よりも会期内に収めるなどというのは、
安全性よりも納期を優先する手抜き工事に等しいのではないだろうか。
共謀罪の内容もうやむやにすることで、都合の良い解釈をするのではないかと危惧している。
今までの運営を見ているとそう感じてしまう。
安全保障関連法案・TPP協定・原発再稼働・秘密保護法・年金制度改革法・IR整備推進法・・
それらの法案が物語っている。それ以外にも、国連の議員の発言を都合の良い解釈をしたり
うやむやとなった森友学園。
加計学園問題では、当初出回った文書は怪文書だ。などと言い放った官房長官だが
会期末になってからやはり文書は存在した。はこのまま国会が閉会し、
うやむやにして国民が忘れるだろうとでも思っているのだろうか。
国民は欺かれ続けるとでも思っているのだろうか。
この先、7月に東京都議会議員選挙が控えている為
政府はこの問題をうやむやにしたいのだろうが、国民を無視し続けた結果がどうなるのか。
東京は2020のオリンピックが多く有権者の注目になるのだろう。
欧州や中東で悲惨なテロが起こっているので、安心安全が気になるところだろう。
都議会自民党は共謀罪をそういったテロ防止につながるとした都合のいい所だけを
選挙活動でつかうのではないだろうか。
選挙の行く末に注目したい。
都議会議員選挙は前回は投票率43.5%となっていた。
今回はどれくらいになるのかで、国民が関心を持っているのかが分かるだろう。
来年、2018年には第48回衆議院総選挙が控えている。
我々国民が政治についての声を届けられるのは選挙なのである。
分からない・関心がないからといって投票に行かないのであれば
組織票を持つ側のなるがままになってしまうのである。
自分には関係がないと思い、投票をしなければ何も声は届かないのである。
反対と声を上げても届かないのである。
有権者一人一人はもっと関心を持ち勇気ある投票を行ってほしいと願っている。
一人一人が足を運ぶことで結果は変わってくるはずである。
来年の総選挙時には今までの政治をよく踏まえて是非、投票へ足を運び
自分たちの声として投票を行ってほしい。
一党独裁が続くとどのようなことが起きるか考えてほしい。
政治の在り方を決めるのは一人一人の有権者なのである。