統一地方選の前半戦【おやじのつぶやき】

第18回統一地方選の前半戦が終了した。
投票率は約58%と過去3番目の低水準となった。

道民の四割が足を運ばずに終わったのです。
非常に残念で情けない結果でした。

結局、北海道知事選の結果は自民推薦の高橋はるみ氏が
佐藤のりゆき氏との一騎打ちを制し初の4選を果たした。

ただ高橋氏の獲得票数は149万票だったが
前回の184万票からは大きく票を減らしている。

佐藤氏は過去に高橋氏と争った候補者の中では最も健闘した114万票で
これは道民の民意をかなり繁栄されている結果ではないだろうか。

なぜなら、自民党には当然大きな組織票が動いているからである。
この組織票がなければ結果は変わっていただろう。
さらには仮に投票しなかった4割の人が素直な気持ちで投票していたら
どうなっていたか解りません。

ですから、有権者の皆さんに私が何度も言っていたのは
「まず、選挙に足を運びましょう」という事なのです。

実際、札幌市長選では自民党推薦の本間奈々氏を破り
無所属新人で民主党、維新の党が推薦する
秋元克広氏が当選しているのです。

秋元氏には是非とも政党と深く結びついた会派に対し
しっかりと自分の意見を言える市長になってほしいと
願っております。

そして少しずつでも
1党独裁を切り崩す努力をしてほしい。
今や完全にメディアをも取り込み
大きな組織票を操る独裁色がますます増えている自民党を
このまま野放しにしていいはずがないのです。

後半戦となる市長・議員選が19日
町村長・議員選が21日告示されます。

残念ながら無投票になる数が多いと聞きますが
道民のみなさんには是非とも選挙に足は運んでほしいと願っております。

我々国民は明日の政治を変えるために
地方からでも徐々に一党独裁を切り崩す努力をしなくては
ならないのです。

そして勇気ある判断を期待したい。
政治のあり方を決めるのは主権をもった我々国民なのです。



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