国民の責任【おやじのつぶやき】
年明け4日より通常国会がスタートした。
今年は暦で分かるとおり年末年始が短く、1992年以来の早さだそうだ。
先に申し上げてきたとおり今年は7月には参議院選挙が行われる年であるとともに
北海道5区では4月に衆議院議員の補欠選挙が控えている。
年明け早々に補正予算案の攻防が続いている。
内容は選挙対策と思ってしまうようなものが並ぶ
・低所得の年金受給者への3万円の臨時給付金。
・企業の所得に対する税負担の割合を示す法人実効税率は、16年度に32・11%から29・97%に引き下げられる。
・介護では5年以上先の施設整備予算を補正予算に計上。
など。投票率の高い年齢層を狙ったかのような内容である。
一方で、子育て給付金は廃止。介護でも賃金の金額については言及はない。
ばらまきの恩恵を得ないのは投票率が低い層になりそうと見受けてしまう内容だ。
それもそのはずで、平成26年の統計局の人口推計と
総務局の第47回衆議院議員選挙の調査では
20代が32.58%(約420万人/約1288万人)
30代が42.09%(約679万人/約1613.6万人)
40代が49.98%(約919万人/約1840.2万人)
50代が60.07%(約928万人/約1544.3万人)
60代が68.28%(約1238万人/1813.4万人)
70代以上が59.46%(約1418万人/2384.4万人)
となっており選挙へ行かない世代と言ってもいい程世代での投票率の差がでている。
北海道の投票率は衆議院議員総選挙では56.35%となっておりこちらも低いといえる。
半分以上が選挙へ行かないとなれば、結果は変化するはずである。
衆議院の議席では与党の1党が292議席に対し野党は無所属含め8党で148議席
これが1党独裁体制と言えなないだろうか。
どんなに反対や論と唱えても何も変わらないのは1党独裁だからである。
昨年度はデモがニュースになったりと目立ったが
選挙こそが民意が反映される場であるので、選挙へ行き投票をしてほしい。
そして勇気ある判断を期待したい。
何度も申し上げている事であるが、有権者の皆さんは
「まず、選挙に足を運びましょう」という事なのです。
年末年始でのメディアでも騒がれているが
強気の1党独帯体制は支持率・組織票を元に
衆議院も解散し選挙を行うのではとなっている。
狙いは憲法改正に向けて改正条件の参院両院で3分の2以上賛成の為だ。
3分の2以上の議席を狙うためには、参議院だけではなく
衆議院の議席を増やしたいのではないかと見られている。
そうなってしまうともはや止められなくなるのではないだろうか。
関心がない・何も変わらないからといって選挙へ行かなければ
何も変わらないどころか悪くなる恐れがある。
選挙へ向けてのバラマキに惑わされずに、勇気ある投票を行ってほしい。
議員方に関しても、1党独裁を阻止するのであれば
統一候補を早急に立てるなどをしてほしいと思う。
直近では4月の衆議院補欠選挙
道民の選挙への関心が問われる選挙となりそうで注目したい。
一党独裁を止めなければ昨年の通り、国民の声は届かない。
投票することで国民の声が届くのである。
選挙へ足を運び勇気ある投票を行なってほしいと私は思っている。