国民の挑戦【おやじのつぶやき】

年頭記者会見で首相は「挑戦」という言葉を20回以上も発言したという。
具体的な話は見えないままである。
先日の施政方針演説ではいよいよ、憲法改正について認識を示した。
以前よりの目的を参議院選挙で果たすのではないかと思っている。
安全保障関連法案の成立や憲法改正は国民への責任と位置付けている。
しかし、国民への十分な説明はないままである。

聞こえの良いスローガンを並べることで
議席数が3分の2以上を狙って、参議院選挙を乗り切り
いよいよ憲法改正を推し進めるのではないかと思っている。
もし仮にそうなれば、緊急事態条項も新設され
独裁体制はより強力な権力を持ちやりたい放題となるのでは
と思うのは私だけだろうか。

ある調査では、安全保障関連法案では説明が十分でない意見のほうが
6割程になるなど、安倍政権の支持率(5割前後)を上回る数となっている。
安倍政権の支持層からも反対される事項は避け、参議院選挙へは
そういった姿勢で選挙を行っていくのではないか。
そうならないことを祈るばかりであるが、支持率は5割前後となっており
投票率が低い現状では投票をしないとなると
参議院選挙で3分の2以上を確保できかねない状況になりそうだ。

一度そうなると、デモ等を行っても、昨年の通り国民の声は届かない。
今こそ国民は挑戦をし、勇気ある投票を行ってほしい。
有権者が投票をすることで政治のあり方が決められるのです。

4月には北海道では衆議院補欠選挙が迫っている。
地方からでも一党独裁を切り崩していってほしいと私は願っている。



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